ファイナルシーズンに突入し、より世界観が広がる中でストーリーが結末に向かっているアニメ『進撃の巨人』。
そのファイナルシーズン11話目(シリーズ全体で見ると70話目)のあらすじやネタバレ、感想をまとめました。

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絶対的な力の差がある巨人と人間との戦いを描いた物語の「進撃の巨人」。 アニメ化されたことにより、社会現象を巻き起こすまでに人気となった進撃の巨人は、閉鎖空間の中での人間ん極限状態をリアルに描いています ...
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Contents
アニメ『進撃の巨人 The Final Season』69話のおさらい
ジークの仲介を受けて、ヒィズル国と手を組んだエレンたちパラディ島のエルディア人陣営。
会談の場では、ミカサがヒィズル国の将軍家の血を継いでいると発覚します。
パラディ島とヒィズル国を繋いだジークの計画はヒストリアの尊厳を無視するような内容でしたが、ヒストリアはそれを覚悟の上で了承。
マーレ襲撃後にハンジからそのことを話題にされると、エレンは激昂しました。
過去を振り返ると、夕陽の下で照れくさい会話を交わして友情を確かめ合ったこともあったエレンたち。
しかしサシャを失い、エレンも豹変した今、残る104期生の間には暗い気持ちが広がるのでした。
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アニメ『進撃の巨人 The Final Season』69話のあらすじネタバレ感想!【エレンの変貌とヒストリア妊娠・ヒィズル国とミカサの関係も】
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アニメ『進撃の巨人 The Final Season』70話のあらすじネタバレ
ガビとファルコの脱走
進撃の巨人第70話視聴❗
ガビとファルコが脱走💦
ガビが、やたら腕章にこだわってるとこ...何かに取り憑かれてる感じがして怖かった💦
そしてカヤって子...
まさかとは思ってたけど、やっぱりあの時の女の子だった😱
サシャの「走らんか~っ‼️」の台詞が耳に残ってるよ⤵️#アニメ好きと繋がりたい— madoka (@littlemadoka) February 22, 2021
檻の中に拘束されていたガビとファルコでしたが、ガビが急病を装って見張りの兵士に檻の鍵を開けさせ、その兵士を襲ってファルコと脱走します。
逃げ出したファルコはガビに腕章を外すよう提案しますが、
ガビは「この腕章は自分が善良なエルディア人である証」と強調し、「エルディア人は罪深い民族」というマーレの洗脳に未だ囚われている様子を見せるのでした。
その後、2人は森の中に住む村人たちに見つかり、自分達が戦争孤児だと偽って助けられます。
偶然にも、2人を保護してくれたのは、ガビが殺したサシャの家族・ブラウス家でした。
調査兵団の亀裂
マーレ襲撃を成功させたパラディ島陣営は再びヒィズル国のキヨミと接触し、
一方でピクシス司令は義勇兵リーダーのイェレナを尋問したりと、さらなる行動を進めます。
調査兵団ではフロックや、かつてミカサに命を救われたルイーゼがエレンを支持し、彼の解放を求めたりと、
ハンジや104期生といった古参兵と若い兵士たちの間に亀裂が生まれていきます。
ルイーゼの視線と言葉を受けたミカサは過去がフラッシュバックしながら頭痛に襲われ、
さまざまな意見に挟まれるハンジは、団長として、「嫌われ者」としての苦労に頭を抱えるのでした。
ガビとカヤ
#進撃の巨人 70話
サシャの想いを受け継ぐ少女
思わず涙が出た
奇しくも出会ってしまう二人の少女
運命の悪戯はなんて酷なことを…
対話だけで魅せてくる回
祖先の罪は今の自分達に関係あるのか現代でも摩擦を生んでいる問題に
スポットが当てられていて考えさせられる
流石進撃の巨人だと思わされた pic.twitter.com/cdPpynv5PN— K.O (@KO14626776) February 22, 2021
サシャの故郷の村に保護されているガビとファルコは、馬の世話をしたりと保護のお礼をしながら過ごしています。
2人を最初に見つけた女性カヤは「仕事を覚えるのが早いし体力もある」と褒めてくれますが、
彼女は2人がマーレから来たことに気づいていました。
ガビはこの島のエルディア人たちが「100年以上前に大勢を殺した悪魔の末裔」だから罪深いのだと熱弁しますが、
カヤは「私のお母さんは誰も殺してないのに何で生きたまま食べられたの?」と泣きながら問いかけ、ガビを揺さぶります。
ライナーの提言
レべリオ地区での戦闘で傷を負い、目が覚めたライナーは、戦士長やピークなど生き残った戦士たちと会議をします。
おそらくジークは敵と内通しており、パラディ島偵察の時点で自身の義勇兵を紛れ込ませ、
今回の襲撃に乗じてパラディ島陣営に回収されたのだと考えるライナーたち。
ライナーはジークの裏をかくためにも、たとえマーレ単独でもいいからできる限り早くパラディ島に奇襲をかけるべきだと説くのでした。
アニメ『進撃の巨人 The Final Season』70話を見た視聴者の声
進撃の巨人 The Final Season 11話(70話) リアタイ視聴
まだ希望が残されてるはず
憎しみの連鎖ではなく
繋いでいく優しさが母を殺した側の相手を助けようとする少女
彼女に優しさを教えたのが 憎しみに消された あの背中だったとは…
皮肉な関係に涙が止まらないです(泣)#進撃の巨人#shingeki pic.twitter.com/Gd568kNvtv— 黒うさぎ (@krousagi) February 21, 2021
70話のハイライトは…当事者不在の憎悪の連鎖によってガビに植え付けられたエルディア人への無条件の敵愾心がサシャの遺志を受け継いだカヤさんによって僅かばかりでも溶けたシーンでしたね。ガビの物語はまだまだ続いていくので原作未読者の方はお楽しみに… #shingeki #進撃の巨人 pic.twitter.com/4beIpI30ld
— ガタリ (@gatariblue) February 21, 2021
#進撃の巨人 The Final Season 70話
母が何をしたと問うカヤ、彼等は悪魔…そう教わったガビ。これはサシャが引き寄せた運命か…
100年前と今とは違う、その意味深さが沁みる。
一方、世界はなおも悪魔退治を行おうとする現実。止まらない輪廻、正義の無さよ。
キャラ達の苦悩の描きが辛い… #shingeki pic.twitter.com/7Rbzb0ib8h— ぐでたか@ぼーだーD級 (@tk_yama_s) February 21, 2021
今回最大の見どころが、ガビとカヤの対話のシーン。
それぞれの言葉から現実世界にも通じる真理を感じて、共感させられた……という声が集まっていました。
サシャと大きく関わった2人が、サシャが死んでしまった世界で皮肉にもぶつかり合う展開に悲しさを感じて涙した人も多かったようです。
アニメ『進撃の巨人 The Final Season』70話の感想・考察
「憎しみの連鎖」という、このファイナルシーズンで大きな軸となっているテーマがむき出しになっていた今回。
マーレの思想に染まって「悪魔の子孫」というだけでパラディ島のエルディア人を憎むガビと、
「自分たちは誰も殺していないのになぜ憎まれるのか」と至極真っ当な考えをぶつけるカヤの対比が印象的です。
この命題は、現在の日本や世界を取り巻く問題にも直結する部分があって、深く考えさせられますね。
ガビとカヤが言い争う中で、2人と関わり合ったサシャはもういなくて、
おまけにサシャを殺したガビがサシャに救われたカヤを「罪を償うべき」と糾弾する構図も皮肉です。

アニメ『進撃の巨人 The Final Season』70話のあらすじネタバレ感想まとめ
アクションもなく、巨人も登場しませんが、ある意味で作品の最大のテーマを示した衝撃回となっている『進撃の巨人』70話(ファイナルシーズン11話)。
ガビとカヤが出会うという運命のいたずらもあって、ショッキングな展開になっていますね。
今回の対話で僅かながらガビの心も揺さぶられたと思いますが、彼女はどう変化していくのか、今後も目が離せません……
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