「週刊少年ジャンプ」の漫画を原作に、大きな話題を呼んでいるアニメ『呪術廻戦』。
その登場人物の中でも特に人気が高い呪術師・七海建人(ナナミン)についてご紹介します。
そのプロフィールや能力、印象的なセリフ、さらには生死がどうなるかなどをまとめたので、注目です!(ネタバレ注意!)
Contents
『呪術廻戦』七海建人(ナナミン)のプロフィール・呪術師になったきっかけ
呪術高専の卒業生
27歳で1級呪術師であり、184cmという高身長を持つ「ナナミン」こと七海建人。
彼も五条悟や夏油傑と同じく呪術高専の卒業生であり、学年的には五条たちの1年下になります。
もともとは呪術師ではない一般家庭の出身で、母方の祖母がデンマーク人のクォーター。
表情に変化が少なく、スーツを着こなして髪型もきっちりとまとめていることから、クールな印象を感じさせる人物です。
丁寧な口調や振る舞いも、そんな雰囲気をより際立たせています。
サラリーマンから呪術師へ出戻り
え〜彼が私の呪術廻戦における推し兼脱サラ呪術師こと七海健人さんでーす!
彼…カッコ良すぎません?^ ^(勿論、他のキャラもみんなかっこいいけど特に良い✨) pic.twitter.com/OoBQLATCDE— ねぼすけ(元〝銀狼〟ハンス) (@wUnlHSvW1sA2Vep) January 18, 2021
ナナミンは呪術高専を卒業したものの、一度は証券会社に就職してサラリーマンとして働いています。
その理由は「呪術師がクソだと思ったから」。
就職後はお金のために悪質な証券会社でも無心で働いていましたが、ある日、立ち寄ったパン屋で店員の女性に憑いていた呪霊を祓ったところ、「ありがとー!」と感謝されます。
そのことがきっかけになり、再び呪術師として生きることを選びました。
そんな異色の経歴を持つことから、五条からは「脱サラ呪術師」と呼ばれています。
『呪術廻戦』七海建人(ナナミン)の術式の能力や強さは?
術式は「十劃呪法(とかくじゅほう)」
七海建人(ナナミン)の術式は、「十劃呪法(とかくじゅほう)」です。
これは敵の体、もしくは体の一部を「7:3」に分割してその境目の点を弱点にしてしまい、そこを狙うことで相手に致命的なダメージを与えるというもの。
強制的に相手に弱点を植え付けるという、上手く使えばとても強力な力で、自身より格上の相手にもまともに対抗できる可能性を秘めています。
拡張術式は「瓦落瓦落(がらがら)」
七海建人(ナナミン)は領域展開は持ちませんが、拡張術式として「瓦落瓦落(がらがら)」が使えます。
これは十劃呪法で破壊したものに呪力を込めて操り、敵を攻撃するというもので、
例えば瓦礫などを砕いて操り、大量に敵に降り注がせるような物量攻撃が可能になります。
正確無比な攻撃を加える十劃呪法とは正反対の攻撃スタイルで、有効そうですよね。
「時間外労働」や「黒閃」も
【呪術廻戦22話感想】七海さん、とうとう時間外労働へ・・・・・・(画像あり) https://t.co/HghXtt8WJe pic.twitter.com/Caht5gbOZh
— アニゲーポータル! (@anigepotal) August 6, 2018
術式以外にも、七海建人(ナナミン)にはいくつか強力な能力があります。
そのひとつが「時間外労働」。
呪術師は自らに「縛り」を課すことで呪力を高めることができますが、
七海の「縛り」は、1日8時間を超えて呪術師として稼働すると、時間外には呪力が増すというものです。
元サラリーマンのナナミンには、キャラクター的にもぴったりの「縛り」ではないでしょうか。
また、「黒閃」を使いこなせるのもナナミンの強みです。
0.0000001秒以下の誤差で打撃とともに呪力をぶつけると、攻撃の威力が2.5乗になるという「黒閃」。
ナナミンはこれを使いこなせる数少ない呪術師の一人で、さらに4回連続で発動させるという、最多連続記録を持っています。
この「黒閃」と十劃呪法を組み合わせたら、凄まじい威力が発揮されるのでしょうね。
『呪術廻戦』七海建人(ナナミン)の名言・印象的なセリフ
同じクソなら より適性のある方を 出戻った理由なんて そんなもんです
ナナミンがサラリーマンから呪術師に戻る理由として語ったのがこのセリフ。
呪術高専時代に同級生を亡くし、他人のために犠牲になる呪術師は「クソ」だと思って一般社会へと戻ったナナミンは、
お金のためにクズ株を客に売りつける証券会社で働きながら「労働はクソだ」とも考えるようになります。
サラリーマンとして疲弊していたある日、前述のパン屋の女性店員との出会いがあり、
「どちらもクソなら自分に適性のある方を選ぼう」と彼は呪術師に戻ったのでした。
そういう小さな絶望の積み重ねが 人を大人にするのです
ナナミンから子ども扱いされた虎杖が落ち込んだ際に、彼にナナミンが語ったセリフです。
大人と子どもでは何が違うのか、それは「積み重ねた絶望の数」だとナナミンは言います。
枕もとの抜け毛が増えていたとか、お気に入りのパンが店からなくなっていたとか。
そうした小さな絶望を経て自分は大人になり、虎杖はまだ子どもであると語りました。
事実に即し 己を律する それが私です
虎杖への指導の際に、「褒めて伸ばしてほしい」と言った彼へナナミンが放った一言です。
お世辞も冗談も言わず、ただ淡々と事実に向き合うナナミン。
このセリフは、彼のクールな生き様を表す名言と言えるのではないでしょうか。
一見冷たくも聞こえるセリフですが、この言葉の裏では人間らしい情や熱さも秘めていて、それを最大限に発揮するためにも冷静であり続けるのがナナミンです。
実際に、ちょっと冷たく見える行動をとりながらも、その裏では人質を救出するために冷静に現場を見つめていた……という場面もありました。
『呪術廻戦』七海建人(ナナミン)は死亡する?生き残る?
ねぇ、ナナミンのお葬式なの!?
ねぇえぇ!そうなの!?
これ毎週見なきゃなの!?
な、七海建人ォォォォォォ、、、#呪術廻戦 pic.twitter.com/z8wV0auZTB— おかか (@umacocosjko) January 16, 2021
アニメでは13話の真人戦で絶体絶命に陥るも、虎杖との共闘で乗り越えて見せた七海建人(ナナミン)。
では、彼の今後の生死はどうなるのでしょうか?
結論から言うと、ナナミンは死亡します。
渋谷事変で野薔薇に助力して重面春太を斃したナナミンは、その後、五条を救うために行動していたところで陀艮との戦闘に突入。
辛くも勝利しますが、そこへ特級呪霊の漏瑚が登場して炎の攻撃の直撃を受けてしまいます。
その後、酷く体を焼かれながらも生存していたナナミンでしたが、真人の改造人間たちとの絶望的な戦闘に突入し、最後には真人自身の手によって倒れてしまいます。
死に際、自身を助けようとした虎杖に「後は頼みます」という言葉を遺して最期を迎えたナナミン。
その言葉には、どのような想いが込められていたのでしょうか。
『呪術廻戦』七海建人(ナナミン)の紹介まとめ
確かな実力とクールなキャラクター、その裏に秘めた熱い人間性で、『呪術廻戦』の登場人物でも一際大きな人気を集めている七海建人(ナナミン)。
彼の過去や人柄、名言に触れるほど、その魅力にさらにハマってしまいますね。
アニメではまだまだ活躍のシーンも期待される七海建人(ナナミン)に、今後も要注目です。