20年以上前に小説が発売され、実写ドラマで有名となった『池袋ウエストゲートパーク』。
こちらの作品が2020年秋からアニメ版として放送開始されました。
本記事では、アニメ版『池袋ウエストゲートパーク』の1話のあらすじや感想についてまとめていきます。
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Contents
『池袋ウエストゲートパーク』作品概要
池袋の西口公園は、別名「池袋ウエストゲートパーク」と呼ばれていた。
警察でも手出しできないような事件が横行していた地域であったことからそう呼ばれ、その近くの果物屋の息子・真島誠はそのような難事件を解決する「池袋のトラブルシューター」と呼ばれていた。
今日も池袋ウエストゲートパークの平和を脅かす難事件に誠は立ち向かう。
『池袋ウエストゲートパーク』1話のあらすじ(ネタバレ注意)
静岡放送にて第一話「北口スモークタワー」が放送開始!🦉
麻薬犯が引き起こした交通事故で、母親が重症を負ったミオン。
マコトと一緒に麻薬犯を追いつめられるのか…?💨#IWGPアニメ pic.twitter.com/HnGsmlbZzt— 【公式】TVアニメ「池袋ウエストゲートパーク」好評放送中! (@iwgp_anime) October 20, 2020
池袋にはびこるギャング
一見、大きなビルやデパートが立ち並ぶ池袋の街中には多くの人間が平和に暮らしているように思われた。
しかし、少し街を離れるとギャングの手によって危険ドラッグが密売されていた。
追われていた薬中の男は車を捨てて人波をかき分け、「GROBAL RING」にたどり着く。
そこにいた人混みに紛れて身を隠そうとするが、その集団が一斉に移動を始め、男はその流れに流されていった。
その集団の最前列センターに追いやられると、目の前にキングと呼ばれる男が現れ、その集団の人間はキングに興奮していた。
男はキングにナイフを突きつけ斬りかかろうとしたが、顔面にパンチをもらって気絶した。
男を追っていた人間もその集団の人間もキングもみな同じ「G-BOYS」というグループの人間であった。
タカシからの依頼
マコトがいつものように実家の果物屋の手伝いをしていると、タカシがボーイッシュな見た目をした12歳の少女を連れて店までやってきた。
彼女の名前はミオンと言い、先日の薬中の男の件と関係しているとのことだった。
マコトとタカシとミオンでグループ系列のラーメン屋で食事をとることにした。
食事をしながら話を聞くと、彼女は北口スモークタワーに火をつけようとしたところをG-BOYSのメンバーが目撃したとのことで、そこのビルの中にはドラッグ販売店があり、ミオンの母親はそこの店で薬を摂取した男の車で撥ねられて大けがをしたとのことだった。
その話を聞いたタカシは、ミオンと同じ母親と2人暮らしをする誠に対して北口スモークタワーの薬物関係組織の調査を依頼する。
マコトは同じ境遇であるミオンの様子を見て、その依頼を受け入れるのだった。
薬物組織の調査開始
マコトはミオンと共に、北口スモークタワーの危険ドラッグを扱う関係者についての調査を始めた。
これまで多くの事件に携わって顔の広いマコトは、警察庁所長の横山礼一郎に危険ドラッグの実態について尋ねた。
彼は最近出始めている危険ドラッグについて解説してくれ、マコトが法律で禁止することはできないのかと問うと、違法物質そのものを特定することが容易ではないことを教えてくれた。
その話を聞くと、2人は実際に危険ドラッグ販売店に向かう。
いざ入店するとパッと見普通の店で、マコトが同じ建物内に危険ドラッグと関係ない店が多く入っていることを話すと、ミオンは罰の悪そうな顔をした。
店員がマコトたちに話しかけると、ミオンは勢いに任せて販売しているドラッグを投げ捨てる。
その様子を見た店員は弁償をさせようと彼らを追いかける。
北口スモークタワーのオーナーの正体
逃げた先で2人の前に人影が現れたが、その正体はマコトと古い付き合いのある警察官の吉岡だった。
彼は建前上一般人に捜査の機密事項を話せるかと言いつつも、北口スモークタワーのオーナーの名前がオオコシということを明かす。
その後、ファミレス店に逃げ込んだ2人はゼロワンというハッカーの男と会い、オオコシの写真画像や店の売上明細のデータを手に入れることに成功した。
売上明細を見ると、毎週水曜日に店を早く締めて在庫整理等をしている可能性があり、そうなると店にオオコシがやってくると仮定づけた。
またG-BOYSのメンバーを総動員してオオコシを監視させ、オオコシが複数店舗を持っていること、毎日別の店舗をそれぞれ巡回していること、一日おきに古いアパートに訪れていてドラッグ店員がオオコシがいない日に閉店後そこに立ち寄っていることが明らかとなった。
その古いアパートに侵入してみると、違法薬物を栽培していることが確認された。
その帰り、ミオンは北口スモークタワーで目撃した男を見かけ、車を降りてその男に石を投げつけた。
男はミオンを追いかけ捕まえるもののマコトが男を蹴り飛ばして救った。
その後は、集めた情報をもとにG-BOYSのメンバーに入店させてアパートにあったドラッグを棚に仕込ませ、ゼロワンに警察へのチクりメールを頼み、メールを受け取った吉岡に店をガサ入れさせてオオコシは逮捕され、店は閉店することとなった。
『池袋ウエストゲートパーク』1話の視聴者感想
「池袋ウエストゲートパーク」1話感想
完全に初見。
ドラマも観たことない。
あまり良いイメージはなかったけど、面白いな。
池袋は暴走する車が多すぎる…。— Yuuki Sakura (@Yuuki_Sakura_) October 10, 2020
#池袋ウエストゲートパーク 1話感想
"誰にでも優しい街、愛と平和の池袋"とは真逆の物騒な開幕。
雰囲気と方向性は把握した。
まだ1話ということでスピード感ある爽快な解決で多少あっさりとしているけれど十分な掴みだったと思う。
これからより重くゲスい事件が起きると考えると震えるな#IWGPアニメ pic.twitter.com/4ieFTVkD3P— さつき△🇦🇶Re:make (@Resatsuki0) October 6, 2020
IWGP-池袋ウエストゲートパーク-1話感想
開幕カラーギャング集まっててデュラララかよって思ったわw
ストーリーもデュラララに近い
警察でさばけない悪をガキだけで倒すってダークな感じでいいね
ラーメン笑えたw pic.twitter.com/f3CW2z2kN2— k-ty@通りすがりの世界の破壊者 (@kty72276404) October 10, 2020
1話完結タイプのストーリー構成で作られていて、見やすいという声が多く見られました。
『デュラララ!!』に近い印象を感じた人も多く、ドラマとはまた違った感覚で楽しめるのが好評のようです。
『池袋ウエストゲートパーク』1話の筆者感想
ドラマ化された作品がアニメ化するというあまりないケースで、2000年頃にドラマ化された割にはアニメの中でスマートフォンがあったりと、その頃よりも数年先の未来の話となっていました。
それでも、ドラマを見ていない人でも問題なく楽しめるような展開で、ストーリーも1話完結の構成で見やすい印象を感じました。
ただ、『デュラララ!!』が好きだと見やすい分比較してしまいがちになるので、それはそれこれはこれと割り切った方がどちらの作品も良し悪しなく楽しめるでしょう。
まとめ
ドラマ化して何年も経つ作品のため気難しさを感じるかもしれませんが、見やすくて癖になる作品なので非常におすすめです!
マコトがどう事件を解決していくか楽しみですね!
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