「青春ブタ野郎」とは、鴨志田一さんが書かれており、電撃文庫で販売されている人気ライトノベルです。
ライトノベルだけでなくと漫画化もされていますし、2018年10月にはアニメ化し、2019年6月にはアニメ映画化もしました。
アニメやアニメ映画はとても人気が高い作品でしたので、アニメの2期を望む声はとても大きいのですが、2020年9月現在、アニメの2期の放映予定は決まっていません。
果たして「青ブタ」の2期が放映される可能性はあるのでしょうか?
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「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」とはどんなアニメだった?
「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」
最初の私「ぐへへ、可愛い娘がいっぱい…😍」
終盤の私「うぅ…かえでちゃん…」 pic.twitter.com/SYroDwFvQ0
— えだま (@kissshot51) September 23, 2020
高校二年生の「梓川咲太(あずさがわさくた)」は、ある日図書館でなぜかバニーガールの格好をした同じ高校の3年生であり、国民的女優でありながら現在活動を休止している「桜島麻衣(さくらじままい)と出会います。
しかし、その姿はなぜか咲太にしか見えていないようです。
麻衣が周りの人間に認識されない「透明化現象」はどうやら都市伝説の「思春期症候群」にあるようでした。
咲太はなぜ麻衣が思春期症候群になってしまったのか、原因を探り始めます。
咲太が麻衣のことを調べていくうちに、麻衣の思春期症候群は、麻衣が女優の活動を休止し、学校でも空気のような存在になるようにしていたことが原因であることが判明しました。
麻衣の思春期症候群の原因を突き止めると、今度は「今日」が何度も繰り返されていることに気づきます。
このループ減少は咲太の高校の後輩である「古賀朋絵(こがともえ)」の思春期症候群によるもので、先輩からの告白を回避することでループ現象が抜けられることに気づきます。
そのため、咲太が朋絵と好き会っている、という嘘の状況を作り出すのですが、今度は咲太と別れたくない朋絵が再び思春期症候群のループ現象を作り出してしまいます。
しかし、朋絵が咲太に告白をして振られ、咲太が麻衣と付き合いだすことで思春期現象が解決しました。
その後も咲太の友人である「双葉理央(ふたばりお)」が思春期症候群により二人になってしまったり、麻衣と麻衣の異母妹である「豊浜のどか(とよはまのどか)」が入れ替わるなど、咲太はさまざま女子の思春期症候群の解決に奮闘していきます。
「青春ブタ野郎」シリーズの2期が放送される可能性は?
アニメの2期を制作するためには様々な条件を達成していることが重要です。
では、「青ブタ」の2期が制作されるための条件を達成しているのかについて、1つ1つ確認してみましょう。
Blu-rayやDVDの売り上げ
アニメの2期が制作されるためには、アニメのBlu-rayやDVDがどの程度売れているのかがとても重要になります。
「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」のBlu-rayやDVDの売り上げは、平均で約7,000枚です。
昨今はアニメの配信サイトの普及により、低額でアニメが見放題なので、5,000枚売れれば大健闘と、言われる中、この枚数Blu-rayやDVDの売り上げたのはすごいとしか言いようがありません。
また、2019年6月に公開された映画「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」は、全国31館でしか上映されなかったにかかわらず、あまりにも好評だったため、最終的には95館での公開となり、興行収入は5億円を突破する大ヒット映画になりました。
その上、映画版のBlu-rayやDVDは3万枚以上も売り上げたのです。
売り上げ枚数的には2期の制作条件をクリアしていると言ってもいいでしょう。
原作のストック
いくらBlu-rayやDVDの売り上げが良くても、原作のストックがなければアニメの2期はできません。
オリジナルで全て制作しまうと、原作ファンからバッシングを受けてしまいますからね。
アニメの1期では、原作の第1~6巻を使用して制作され、アニメ映画では第6巻と7巻の内容が制作されました。
2020年9月現在、原作は10巻まで販売されています。
アニメの1期では6巻までの原作が使用されたので、心許ない気もしますが、ライトノベルを原作としたアニメは、通常2~3巻を使ってアニメの1期を制作します。
前回のアニメは6巻を一気に制作してしまったので、様々なエピソードがカットされてしまい、それはそれで原作ファンとしては少し寂しい気持ちにもなるものです。
総合的にみると、現時点の原作のストックを使用してアニメを制作するのは可能であると考えられます。
「青春ブタ野郎」の 2期が放送される可能性はある?まとめ
上記の2つの条件をクリアしている「青ブタ」シリーズは2期が制作される可能性が極めて高いと言えます。
しかし、原作のストックがもう少し増えてから制作に取り掛かる、という可能性も考えられます。
もし今ある原作でアニメを制作するのであれば、2021年の秋以降になるでしょうし、原作のストックをもう少し増やしてからにするのであれば、2~3年後の制作になるかもしれません。